忍者ブログ
君よ、君よ、夢は違えど、愛しき君よ。夢を夢で終わらせないため、どうか私の気持ちをわかって。

WRITE | ADMIN

カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
BlogMusic


忍者ブログ [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



君という存在を、いつかは失うと思っていた。
時期なんて気にすることもできなかった。

もう終りなのかな。

そうして少し近づくけれど、君の背中にはたどり着けない。
失って、取り戻せる確率は、無に等しい。

悲しさとか、思える暇もない。

ならない電話握りしめて、一人夜を明かした。
君からのコール音、今日もならずに無音の世界。

手のひらの電話が砂となり、僕に届く。
指の隙間から逃げゆくさまを、静かに眺めるしかできない。

握りこぶしの中に、わずかに残った砂。
君が残した僕への思いなんだろうと、一人で思う、想う。

地下へと続く階段から、わずかに見えた光も、今じゃ何も見えない。


どうして逝ってしまったのかなんて、問うべきことでもなんでもなかった。

PR


※ Comment
HN
TITLE
COLOR
MAIL
URL
COMMENT
PASS